日本には、戌の日に安産祈願をするという日本独自の風習があります。
「そろそろ安産祈願に行かないといけないんじゃないの?」
そう両親に言われて初めて知った!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、戌の日の安産祈願はいつすればいいのか?
また、戌の日以外でもいいのか、代理でもいいのかについてもまとめました。
参考にしていただけたら嬉しいです(◍•ᴗ•◍)
スポンサードリンク
戌の日の安産祈願いつ?
日本では、
戌(犬)が多産であるのに、お産がきわめて軽いことにあやかって
古くから戌の日に安産を願って腹帯を巻くという風習があります。
犬は「安産の守り神」とされているんですよ!
(犬は小型犬だと1~5頭、大型犬ともなると6~16頭も産むんですって。すごい!!)
腹帯を巻くことで、大きくなったお腹を支え、
妊娠中の無理な姿勢を矯正し、腰痛を防ぐという意味もあります。
実際には、この戌の日に腹帯を巻いて神社で安産祈願をしてもらうというのが戌の日の安産祈願です。
戌の日は、十二支の11番目です。
ですので、12日毎に戌の日が回ってくるわけですね。
2016年の戌の日※赤字は大安です。
1月 | 5日(火)、17日(日)、29日(金) |
2月 | 10日(水)、22日(月) |
3月 | 5日(土)、17日(木)、29日(火) |
4月 | 10日(火)、22日(金) |
5月 | 4日(水)、16日(月)、28日(土) |
6月 | 9日(木)、21日(火) |
7月 | 3日(日)、15日(金)、27日(水) |
8月 | 8日(月)、20日(土) |
9月 | 1日(木)、13日(火)、25日(日) |
10月 | 7日(金)、19日(水)、31日(月) |
11月 | 12日(土)、24日(木) |
12月 | 18日(日)、30日(金) |
安産祈願を行うのは、「妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日」とされています。
ですが問題なのは、戌の日がほとんど土日にかぶることがないということです。
ご主人や、ご両親と一緒に行くときに、平日だとかなり厳しいのではないでしょうか。
ご本人が仕事をされている場合もありますでしょうし、
「妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日」と、限定されてしまうとなかなか都合がつかない方も多いと思います。
こういう時はどうしたらいいのでしょうか。
安産祈願は戌の日以外でもいい?
結論から言いますと、お参りは戌の日以外でも大丈夫です。
実際、都合が合わないので別の日に行かれる妊婦さんも多いんですよ(*´꒳`*)
ですので、5ヵ月最初の戌の日に行けないからといって、心配なさらないで下さいね!
(そもそも戌の日のお祝いをしている妊婦さんは、半分程度しかいないそうです(゚Д゚ノ)ノ)
それに、戌の日のお参りは、人が多く混雑しているため
妊婦さんにとっても体への負担が心配ですよね。
5ヶ月ですと、まだつわりが続いている方もいらっしゃるでしょうし。
まずはご本人の体調と相談して、ご主人や、一緒に行く方とのご都合が合う日に行かれると良いと思います。
行くのは、別の戌の日でも、
戌の日でない土日、平日でもかまいません。
ただ、神社によっては戌の日しか受付けしていない所もありますので、事前に確認されてくださいね。
スポンサードリンク
戌の日の安産祈願は代理でもいい?
体調が悪かったり、仕事の都合でどうしてもお参りに行けない!
という場合ですが、そういう時は、代理でもかまいません。
神社では、代理人の受付も行っていますので大丈夫です。
妊婦さんの名前と住所を記入して、代わりに祈祷してもらい、
後日、祈祷してもらった腹帯をもらってくださいね^^
最後に
安産祈願と言えば水天宮が有名ですが、土日の戌の日ともなるとかなり混雑します。
特に東京の場合は、開門時間でもすでに並んでいる状態が予想されますので、
なるべく早めに行かれることをおすすめします。
行かない人も多い戌の日の安産祈願ですが、
個人的には、都合が合えば戌の日でなくても行っておくと気分的にも安心するのではないかと思います。
安産祈願に行かれる妊婦さんは、気をつけてお出かけくださいね☆
妊娠中の便秘解消にはコレがおすすめ♡
スポンサードリンク