母乳・ミルク

赤ちゃんが母乳やミルクを吐く!大量に噴水のように吐き戻したら危険?

haku

赤ちゃんが、母乳やミルクを飲んだあとに

吐き戻しをすることがあります。

しかし、その吐く量が多いととても心配になりますよね。

 

そこで今回は、赤ちゃんが母乳やミルクを吐く原因対処法

どんな吐き方をしたら危険なのか

についてまとめました。

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赤ちゃんが母乳やミルクを吐く!原因は何?

赤ちゃんが、飲んだ母乳やミルクを吐くのは

よく見られること。

新生児のうちは、まだまだ体の機能が発達していないので

少しの刺激でも吐きだしてしまうことがあるのです。

 

ですので、

ゲボゲボとか、ダラーっというような吐き方で

吐いた後も赤ちゃんがケロっと元気なようなら

特に心配はいりません。

 

赤ちゃんがこのように吐いてしまう原因を

もう少し詳しく見てみると

ミルクや母乳の飲み過ぎや、ゲップがうまく出ていないなどの理由が考えられます。

 

ミルクや母乳の飲み過ぎ(飲む量を調節できない)

赤ちゃんは、まだ満腹中枢が未発達で

ミルクを与えれば与えるだけ飲んでしまいます。

自分では、許容量がわからないので仕方ないのですね。

 

それに加え、口に入れたものには

何でも吸い付く本能があるので(吸啜反射)

口に入れられれば吸い付いて飲みます。

そして許容範囲を越えると、吐いてしまうのです。

 

この場合は、ミルクの量を調節してみましょう。

最初は少なめに与え、

それでも欲しがるようなら少しずつ量を増やすなど

赤ちゃんの適量を探してみてください。

 

ゲップがうまく出ていない

赤ちゃんは、空気と一緒にミルク(母乳)を飲むので

飲んだあとにゲップが必要です。

 

ゲップがうまく出せていないと、

胃が空気でいっぱいになり、ミルクと一緒に吐き出してしまうのです。

 

また、赤ちゃんの胃は、

フタが閉まっておらず

少し動いただけでも逆流しやすいという特徴があります。

 

赤ちゃんが、生後3ヶ月くらい経つと

胃の形が安定してくるので

徐々に吐きにくくなってくるはずです。

 

それまでは、胃の構造上

ミルクを吐きやすい

と、思っていてくださいね^^

 

ですが、もしもそのミルクの吐き方が

・授乳の度に大量に吐く

とか、

・噴水のように吐く

とかであれば他の原因が隠れている場合があるので要注意です。

 

赤ちゃんが母乳やミルクを吐く!大量に噴水のように吐き戻したら危険

最初に書いたように

ゲボゲボとか、ダラーっというような吐き方

であれば良いのですが

もしも

大量に噴水のように吐き戻すようであれば

幽門狭窄症(ゆうもんきょくさくしょう)」かもしれません。

 

幽門狭窄症は、胃の出口にある幽門筋が厚くなることで

出口が狭くなり、腸へとスムーズに運ばれなくなって

胃に溜まったミルクや母乳を吐きだしてしまう病気です。

 

症状がひどくなると

本当に1mくらいぴゅーっと吐くようになり

よく、マーライオンのように吐いた

と、表現されたりします。

 

幽門狭窄症は、飲んでも吸収されずに吐き出してしまうので

赤ちゃんの脱水症状が心配されます。

 

治療が必要な病気ですので

おかしいな?

と思ったらすぐに病院へ行かれてくださいね。


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ポイントは体重が増えているかどうか

赤ちゃんがミルクを吐くと、

きちんと飲めているのか心配になりますが

吐いても「体重増加」が見られるようであれば心配ありません。

 

幽門狭窄症であれば、体重減少が見られます。

家で手軽に体重測定ができるベビースケールなどを活用して体重管理をされてみてくださいね。

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