妊婦が積極的にとりたい栄養素の一つ「葉酸」
不足すると、赤ちゃんに神経障害が発症するリスクが高まる
と言われてます。
しかし、葉酸を積極的に、と言われても実際どんな食べ物に含まれているのか
知っている人はなかなか少ないのではないでしょうか。
しかも、含まれる葉酸の量は100g当たりで比較されることが多く、
それだと、なかなかどのくらいの量を食べれば良いのか
分かり辛かったりしますよね。
そこで今回は、食べやすさやお手頃さを考慮して、
葉酸含有量の多い食材をピックアップしたいと思います^^
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妊婦に必要な葉酸摂取量はどのくらい?
さて、葉酸をたくさん含むもの・・
の前に、まずは妊婦に必要な葉酸の摂取量を確認しておきましょう。
厚生労働省によると、1日の葉酸推奨量は
・成人女性・・240μg
・妊婦・・480μg
・授乳中・・340μg
と、発表しています。
妊娠していない成人女性と比べると、
妊娠中は倍の量摂取することが推奨されているんですね。
葉酸は、通常であれば
普通の食事で不足することはほとんどないと言われていますが、
妊娠中はその倍必要ということで
積極的に摂取する必要があります。
妊娠中に食べたい葉酸を多く含む食べ物
それではいよいよ、
葉酸を多く含む食べ物をみていきましょう。
焼き海苔は100gでおよそ1900μg、味付けのりは100gで1600μg
葉酸を摂取することができます。
と言っても、のりは100gも食べませんよね。
味付け海苔、1袋(8切8枚)で約3gなので、
計算するとだいたい48μg。
1袋で1日推奨量の10分の1が摂取可能です。
食べやすさとお手頃さから
個人的おすすめ度No.1です。
1袋・・と言わず2袋くらいペロっといけそう?
納豆は、100g中120μgの葉酸が含まれています。
納豆は、一パックだいたい40~50gなので、ここでは50gとして計算しましょう。
つまり、納豆1パックでは60μg摂取できることになります。
結構多いですよね~。
ちなみに、ひきわりだと100g中110μgとちょっと減りますので
できれば粒がいいみたいです。
きな粉は、100g中250μg葉酸を含んでいます。
これが、スプーン大さじ1杯だと7g。
つまり、17.5μg摂取することができます。
牛乳に入れて「きなこ牛乳」にしたり
ヨーグルトに混ぜて食べたりすることで「便秘解消」にも効果的。
食事に取り入れている妊婦さんも多いですよ~。
※妊娠中の大豆イソフラボンの過剰摂取は推奨されておらず、
1日の上限量は70mgだと言われています。
目安として、納豆1パックで50mg、きな粉大さじ1杯で10mgです。
過剰摂取にならないよう、気を付けてくださいね!!
100g中の葉酸含有量が圧倒的に高いのは、「レバー」なんです。
でも、レバーをそんなに毎日食べられないですよね。
そこで便利なのが、レバーペーストです。
さすがにレバーの含有量には負けますが、
それでも100g中140μg含まれていますよ。
大さじ1杯だと12g、16.8μg。
瓶詰めにして売ってあるので、パンにつけるなどして食べるのがおすすめです。
ただ、レバーに多く含まれるビタミンAは、
赤ちゃんに奇形を起こす危険性があるとして、
近年過剰摂取への注意が呼びかけられています。
が、それは一日に7,800μg以上摂取した場合。
レバーペースト大さじ1杯のビタミンA含有量は516μgですので
過剰摂取しなければ大丈夫ですよ。
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妊婦におすすめ葉酸を多く含む野菜!
続いて、野菜編です。
枝豆(茹で)は、100g中260μgの葉酸を含んでいます。
これは、枝付きではなく、中身だけの話です。
枝豆は、冷凍の物を買っておけば水につけるだけで
すぐに食べられるので便利ですよね。
ただ、枝豆もイソフラボンを含む食品。
100g中に30mg前後入っているのでご注意を。
夏野菜の王様とも呼ばれるモロヘイヤ。
時期は限られますが、夏であれば積極的に食べたい野菜です。
モロヘイヤは1袋で100g程。
ただし、葉酸は水に溶けやすいので
溶け出した分も一緒に食べられるよう、スープなどにすると良いですよ!
アスパラガスは、1束で100~160gくらい。
ホワイトよりも、グリーンの方が栄養価が高く、
葉酸も多く含まれています。
その他、
・ブロッコリー(120μg/100g)
・オクラ(110μg/100g)
・ほうれん草(110μg/100g)
・しゅんぎく(100μg/100g)
妊婦におすすめ葉酸を多く含む果物!
続いて果物編です。
果物にも、葉酸を含む物が多くあります。
果物は調理しなくて良い分、野菜よりも手頃ですが、
果物には果糖が含まれるため、食べ過ぎには注意が必要です。
苺は、大きさによってかなり変わってきますが、
中粒だとおよそ15gくらいです。
なので、中粒1粒で、13.5μg。
アボカドっで果物なんですよ。
ちょっと驚きw
小さ目のアボカドでだいたい120gなので(可食部)
1個全部食べるとなると、およそ100μg程。
アボカド1つでかなりの量摂取できますが、
その分、カロリーも超お高めの223kcal程ありますので
ご注意を。
ちなみに苺は1粒5kcalくらいです。
マンゴーは、夏が旬のフルーツですが、
最近はドライフルーツや、冷凍マンゴーも多く見かけるので
ストックしておくと便利ですね。
その他
・パパイヤ(44μg/100g)
・さくらんぼ(38μg/100g)
・ラズベリー(38μg/100g)
・キウイフルーツ(36μg/100g)
以上、葉酸を多く含む商品でした。
食べやすそうなものはありましたか?
個人的には、毎日食べるなら
納豆、枝豆、のり、きな粉、辺りが手軽でいいかな~と思いますが
いかがでしょうか?
それでは・・・・
と、言いたいところですがちょっと待ってください。
実は、初めに書いた
「赤ちゃんに神経障害が発症するリスク」を低減するためには
これだけじゃ全然足りないのです。
一体どういうことなのか、説明していきますね。
妊娠中の葉酸はサプリが良い理由
実は、厚生労働省が「赤ちゃんに神経障害が発症するリスクの低減」のために
摂取を推奨しているのは、プテロイルモノグルタミン酸という合成の葉酸なんです。
先ほどまでご紹介した、
野菜や果物などから摂取できる、天然の葉酸とは別に、
付加的に400μg/日の合成葉酸の摂取を勧めているんですね。
厚生労働省の資料:25P↓↓↓
合成葉酸とは、化学的に作り出した葉酸、
つまりサプリメントのことです。
一見、天然の物の方が体に良いように聞こえますが
一体なぜ合成が推奨されているのでしょうか。
それは、吸収率の違いにあります。
実は、天然の葉酸をたくさん摂取しても体に吸収されるのは
半分の約50%だけ。
残りの半分はそのまま出て行ってしまってるんですね。
一生懸命食べたのに、ちょっともったいない気がします。
一方、合成葉酸の体内吸収率はおよそ85%。
効率よく、体内に吸収できることになります。
また、胎児に葉酸が有用であるという実験は、
「合成葉酸」を使用して行われた研究であり、
天然葉酸については、
「理論的には効果があるけれど、実験による証拠は得られていない」
というのも気になる点です。
(厚生労働省 e-ヘルスネットより )
天然葉酸が悪いわけではありませんが、
赤ちゃんのために摂取するなら
合成葉酸も合わせて摂取した方が良いかもしれませんね。
各メーカー色んな葉酸サプリが出ていますが、
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