授乳中の胃痛は、
多くの場合育児による精神的負担からくると言われています。
ですので、ストレスをためないよう適度に発散することが大事なのですが
そうは言ってもそれも難しいですよね。
そこで今回は、薬以外での胃痛の対処法をまとめてみました。
ぜひ、胃痛軽減の参考にしてくださいね。
スポンサードリンク
目次
授乳中の胃痛の対処法!薬以外で胃の痛みを治す方法は?
まずは、胃痛に効く食べ物や飲み物からです。
胃痛に効果的な食べ物や飲み物!
●胃の壁を保護するための温かい牛乳
牛乳には胃の粘膜を保護し、かつ胃散の過剰な分泌を抑える効果があります。
冷たいものは、胃を刺激するので必ず温かいものを飲むように。
一番手軽なのはホットミルクです。
ホットミルクが苦手ならミルクティでも可ですよ。
●胃壁の回復に良質なたんぱく質をとる
胃の回復力をアップさせるためには、良質な植物性タンパク質が欠かせません。
胃が痛い時は食欲がないかもしれませんが、
たんぱく質が不足すると胃の回復が遅くなります。
ですから、胃が痛い時こそタンパク質をです。
良質なタンパク質と言えば豆腐、お味噌などの「大豆製品」があります。
納豆でも良いのですが、胃への負担をなるべく少なくするという意味では
きなこや、柔らかく煮た豆の方がおすすめです。
●胃に負担をかけない食べ物をとる
胃が痛い時は、胃に負担のかからない
消化のよい食べ物を食べるようにしましょう。
【消化にいい野菜】
・大根
・キャベツ
・かぼちゃ
・じゃがいも
・ほうれん草
・にんじん
・山芋
・里芋
【消化にいい果物】
・リンゴ
・バナナ
調理法としては、野菜は生ではなく火を通したものを。
具材は細かく切って。
おかゆや雑炊、うどんのように柔らかいものが◎
また、食べるときは良く噛んでゆっくりと、腹八分目くらいに抑えておくことも
胃への負担を軽くしますので心がけてみてください。
胃の負担になる!食べてはいけない食べ物は?
ここで、反対に胃の負担となる食べてはいけない食べ物や飲み物もチェックしておきましょう。
【柑橘類や酸味が強いもの】
・レモン
・パイナップル
・キウイ
・グレープフルーツ
・酢の物
胃酸の分泌を促進するので×
【食物繊維の多いもの】
・ごぼう
・さつまいも
・レンコン
・きのこ類
【香辛料や刺激物】
・唐辛子
・わさび
・ペッパー
【脂の多いもの】
・ハム
・ソーセージ
・バラ肉
・ひき肉
・揚げ物
・スナック菓子
加工食品や、脂の多いものは、胃に負担がかかるので×
肉類は、ヒレ肉やささみなどが◎
お菓子はゼリーやビスケットなどの油で揚げないお菓子なら◎
【消化されにくいもの】
・タコ
・イカ
・貝類
【胃の負担になる飲み物】
・コーヒー
・濃い緑茶
カフェインを多く含むものは、胃酸の分泌を高めるので×
ここからは、食べ物以外で胃痛を軽減する方法です。
スポンサードリンク
胃痛には腹式呼吸が有効的なんです
胃が痛いと感じたら、「腹式呼吸」をすると胃の痛みが緩和することがあります。
腹式呼吸は、名前の通り胸(肋骨)ではなくお腹を出したり引っ込めたりすることで
横隔膜を動かして呼吸します。
一般的には、「鼻で吸って口から吐く」と言われていますが
「鼻で吸って鼻から吐く」でもかまいません。
胸ではなく「お腹」を動かすことを意識してみましょう。
胃痛は右を下にすると楽!
胃が痛い時は、右側を下にして寝ると楽になると言われています。
これは、胃の形から、右側を下にすると、胃の中の物が流れやすくなるからなんですね。
食後に胃が痛いな・・って時には試してみてください。
胃痛はお風呂で和らぐ!
胃が痛むのは、血流が悪くなっていることが原因だとも言われています。
ですから、温めると痛みが緩和することがあります。
そこでおすすめなのが、40℃くらいの湯船に浸かって体を芯から温めること。
時間がなくてシャワーで済ませることが多いかもしれませんが
パパが赤ちゃんを見てくれている時にでも
たまにはゆっくりと湯船に浸かってみてくださいね。
どうしても痛いときは我慢せずに胃薬も検討して
授乳中は薬を飲まないようにと我慢するママも多いですが
色んな方法を試してみてもなかなか治らないときは、薬の力に頼ってみるのも一つの方法です。
授乳中は薬は駄目というイメージがありますが
授乳中でもOKな胃薬も実はあるんです。
➠授乳中に胃薬はNG?飲んでもいい胃薬とベストな飲むタイミング
あまり無理をせず、自分の体も大事にしてあげましょう^^
スポンサードリンク