子供が高熱を出してなかなか下がらない・・
目も充血しているみたいだし
これってもしかしてアデノウィルス?
最近よく聞くようになった「アデノウィルス」ですが、
保育園や幼稚園でも一人かかると一気に広まってしまうほど、非常に感染力が強いウィルスです。
今回は、このアデノウィルスの症状についてまとめました。
もしかしてアデノウィルスかも?って悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいです(・ω・)ノ
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目次
アデノウィルスの子供の症状とは?
さて、一言で「アデノウィルス」と言っても、
その型は、確認されているだけで51種類。
軽い風邪のような症状から、肺炎、下痢などさまざまな症状が引き起こされます。
種類によってそれぞれ症状が違っていますが、アデノウィルスで最も多く見られるのは
熱、喉、目に主な症状が出る
です。
【主な症状】
・高熱(40℃前後の高熱が続く5~7日間)
・喉の痛み
・喉の腫れ
・喉の赤み
・目の充血
・目やに
※この他に、倦怠感、頭痛、食欲不振なども見られる場合があります。
咽頭結膜熱にかかると、
このような症状が一度に出るとは限らず、
最初は高熱が出て、しばらくしてから喉の痛み、充血などの目の症状が現れるというパターンもあります。
また、目の充血、目やになどの結膜炎の症状は、片目だけに見られる場合もあります。
アデノウィルスは検査キットで簡単にわかる
上記のような症状が見られる場合は、
病院で検査をしてもらいましょう。
検査は、特殊な綿棒で鼻水(目やにや、喉の場合も)を採取し、約15分程で結果が出るという簡単なものですから、
小さいお子さんでも安心して受けることができますよ!
アデノウィルスで子供の熱がなかなか下がらない
アデノウィルスには、残念ながら特効薬はありません。
ですので、病院に行ってアデノウィルスと判定されても、
対処療法しか方法がないのです。
病院では
・熱を下げる薬
・結膜炎を抑える薬
などが処方されますが、
アデノウィルスの特徴である高熱は、解熱剤を飲んでもなかなか下がらない、
下がっても時間が立つとまた上がってしまう
という場合が多いんですね。
ですから、薬を飲んでもこんなに熱が下がらないなんて、本当に大丈夫なのか?
と、心配になるママさんも多いようです。
確かに、解熱剤を飲んでも熱が下がらないなんて心配になりますが、
アデノウィルスの場合は、解熱剤を飲んだとしても、
熱が下がるには5日~1週間程度かかる場合がある
ということを頭においておきましょう。
この期間は、脱水を防ぐために十分な水分補給と、
免疫力を高めるための十分な睡眠・安静を心がけてくださいね。
のどが痛くて飲みにくい、食べられないという場合には、のど越しの良い
・ゼリー
・冷たい飲み物
がオススメですよ。
この期間を過ぎてもなお熱が下がらないようであれば、
再度病院を受診してみてもらいましょう。
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アデノウィルスにかかったら登園はいつからできる?
アデノウィルスは、最初にも書きましたが
一人かかったら一気に広まってしまうほど、非常に感染力の高いウィルスです。
ですから、感染が判明した時点で幼稚園や保育園へは出席停止。
基本的な登園の目安は
熱や結膜炎、喉の痛みなどの症状が全ておさまってから2日間経過後
と言われています。
なお、登園する際は、このくらいなら大丈夫かな?と自己判断で登園してしまうと、
感染を広めてしまう危険があります。
完治したかどうかは、病院で医師に判断してもらい、
「登園許可証」をもらってから登園されてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
非常に感染力の高いアデノウィルス。
飛沫感染や接触感染などでうつるので、兄弟にうつってしまうこともしばしば。
さらには、看病しているママにもうつってしまう事もあり、
そうなってしまっては大変です。
予防策としては
・手洗いうがい
・同じタオルは使わない
・マスク着用
・食器や衣類は消毒(煮沸もしくは次亜塩素酸ナトリウムで)
などがあります。
感染が拡大しないように、気をつけてみてくださいね!
それでは、お子さんの症状が早くよくなりますように。
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