赤ちゃんに授乳をしている中で「ビールを飲みたいな」ってことありますよね。
そんな時に、せめて気分だけでも・・
と、よく聞くのが「ノンアルコールビール」です。
でもこのノンアルコールビールって、本当に授乳中に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
今回は、そのあたりを詳しく解説していきたいと思います。
授乳中だけどノンアルコールビールは飲んでもいい?
最近よく聞くようになった「ノンアルコールビール」
これだと授乳中に飲んでも良さそうなイメージがありますよね。
でも実は、ノンアルコールビールの中にも、微量ですがアルコールが入っているものがあるんです。
ちょっと驚きですよね^^;
でも、よく考えてみてください。
お酒は未成年は禁止ですが、甘酒は未成年でも飲むことができますよね。
これって一体どういうことなのかと言いますと、実は日本では、
「1%未満」であればノンアルコール飲料に分類されることが法律で決まっています。
つまり、ジュースなどの清涼飲料水と同じってこと。
市販の甘酒は、アルコール度数が1%未満なので、未成年でもOKというわけです。
で、1%未満のノンアルコールをもっと厳密に分けると
アルコールが0.05%未満・・ノンアルコール飲料
アルコールが0.05%以上1.00%以下・・低アルコール飲料
となります。
低アルコール飲料のものは、酎ハイでよく見かけます。
え、アルコールが入っていても1%未満ならノンアルコールなの!?
じゃぁやっぱりノンアルコールビールって言っても飲めない?
と、心配されたあなた。
大丈夫です。
確かに以前は、ノンアルコールと言えども0.1%とか0.5%のアルコールを含むものが多く、
妊婦や授乳中でも注意が必要でした。
が、時代の流れに合わせて
最近のノンアルコールビールは本当にアルコールがゼロのものが多く販売されています。
つまり、ビールテイストの清涼飲料を飲んでいるのと同じなので授乳中でも問題ありません。
こういった種類のビールは、「0.00%」と表示してありますので
それを目安に選べば安心です。
ノンアルコールビールを飲むと酔ったようになるのは何故?
アルコールはゼロのはずなのに、
ノンアルコールビールを飲むと酔ったような気分になる方も少なくありません。
これは何故なのでしょうか。
やっぱりアルコールが・・?
いえいえ、実はこれは単なる「プラセボ効果」ってやつです。
プラセボ効果とは、本物の薬ではないのに、薬だと信じて飲むことで何らかの改善がみられること。
単なるビタミン剤を病気が治る薬だよと言われて飲んだら
病気が治っちゃった。
という感じですね。
アルコールなんて入ってないから酔うはずがないのに
お酒を飲んでいるつもりになって酔ったようになってしまってるだけなのです。
体上は心配ありません。
授乳中ノンアルコールビールなら毎日飲んでもいいの?
アルコールゼロのノンアルコールビールなら、
赤ちゃんへの影響もないし毎日飲んでもアルコールによる影響はありません。
が、最近のノンアルコールビールは
女性にも嬉しいカロリーゼロを謳った物が多く
その代わりの糖分や、ビールの風味を出すための酸味料など
添加物がかなり含まれています。
そういった事から考えると、ノンアルコールでも毎日飲むのは控えた方が良さそうです。
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まとめ
授乳中でも、たまの息抜きは必要ですよね!
最近は、ノンアルコールの種類も増えていますし、
お気に入りを見つけてうまく発散してくださいね☆