妊娠・出産

ブライダルチェックとは?内容や料金 不妊検査との違いは何?

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近年、結婚を控えた女性や、将来出産を考えている女性、結婚後子供が欲しいと考えている女性で「ブライダルチェック」を受ける人が増えています。

でもブライダルチェックって、一体どんなことを検査するのでしょうか。

 

今回は、ブライダルチェックとは何か、どんな検査をするのか、費用はどのくらいなのか

その辺りの疑問を解決したいと思います。

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ブライダルチェックとは?

ブライダルチェックって、一体どんなことをするんだろう!?

妊娠を意識するまでは、「婦人科」に行ったことがないという女性も多いと思いますので、初めは不安ですよね。

最初はドキドキするかもしれませんが、婦人科に行く人は妊婦さん以外にもたくさんいますので、全然心配いりませんから安心してくださいね。

 

さて、肝心のブライダルチェックですが、主に行う検査は「内診」と「血液検査」になります。

「え・・内診か・・」

と、思われたかもしれませんね(;’∀’)

 

婦人科系の検査が初めてなら、結構抵抗があると思いますが、婦人科によっては女性の先生が担当しておられる病院もあります。

なので、男の先生はちょっと無理かも!!

て、思われたらHPなどで探してみると良いですよ。

ブライダルチェックの内容は?

さて、「ブライダルチェック」の主な内容としては、

・性感染症の検査
・病気の検査
・ホルモン検査
・超音波検査
・AMHの検査

などがあります。

それぞれをもう少し詳しくみていきますね。

 

●「梅毒」「クラミジア」「淋病」などの性感染症の検査

性感染症って、案外自覚症状がないんだそうです。

それゆえ、気づかぬうちに感染している可能性もあり。

性感染症にかかっていると、不妊の原因になったり、母体から赤ちゃんに感染することもあるのでかかっていないかどうか、きっちり検査しておきましょう。

 

●「風疹」「B型肝炎」「C型肝炎」「HIV」などの病気にかかっていないかどうかの検査

B型肝炎とかC型肝炎って、感染していても気づかない人が大勢いると言われていますので、もしかしたらということもあり得ます。

また、度々日本で大流行することがある「風疹

妊婦が風疹にかかると、赤ちゃんに高確率で先天性の障害を引き起こすと言われています。

 

妊婦は絶対にかかってはいけない病気のため、

実は、ブライダルチェックにいかずとも

各自治体で風疹抗体の検査や、抗体がなかった時の予防接種の費用を負担してくれる制度が整っています。

 

でもおそらく、ブライダルチェックにセットとして含まれているので、

「この項目はいりません!」とは言えないかもしれません(/_;)

 

でも、抗体がなかったときの予防接種の費用は無料になるかもしれませんので、住んでいる地域の制度を確認してみてくださいね。

(検査費用が無料なのか、予防接種が無料なのかは各自治体で違います。期間によっても異なるみたいです。)

 

●ホルモン検査

女性は、生理が始まって、また次の生理が始まるまでの間に色んなホルモンが分泌しています。

これらのホルモンの値を測定し、異常がないかどうかを調べます。

また、このホルモン検査は低温期と高温期に分けて測定するため、2回は通院する必要があります。

 

●超音波検査

内診により、子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮の病気がないかどうか、卵巣の状態はどうなのかを詳しく調べます。

ほとんどの病院は、この時モニター画像で(白黒の)自分の子宮を見ることができます。

ここがこうで・・と、説明されてもあまりよくわからないかもしれませんが(*_*;

普段見ることのない場所なので、面白いですよ。

 

この内診で、ポリープっぽいのがあるなとか、チョコレート嚢胞がありそうだとかがわかると、より詳しく検査することもあります。

 

●AMHの検査

AMH(抗ミューラー管ホルモン測定)は、自分の卵巣にあとどれくらい卵が残っているのかを知るための検査。

AMHは、年齢とともに減少していくのですが、稀に実年齢よりもはるかに低い値になっていることもあります。

つまり、卵巣の機能が弱り、歳をとっているということ。

こうなると、今後の妊娠・出産に大きく関わってきますので、自分のAMHの値を知っておくことは非常に大切です。

 

ブライダルチェックの料金は?

ブライダルチェックは、保険がきかない自費診療です。

そのため、かかる費用は15,000円~60,000円と結構高額。

 

病院によって金額は違うし、「ブライダルチェック」に入る検査も違えば、オプションの検査も色々。

なので、近くの産婦人科のHPを見てよーく比較検討されると良いかと思います。

 

それから、ふつうの「ブライダルチェック」って病院によって

・性感染症の検査と超音波検査、乳がん子宮頸がんの検査だけ

とかだったりするんです。

それで15,000円とか。

 

オプションとか色々書いてありますけど、たぶん知らなけらば「ブライダルチェック」だけでいっかと思いますよね。

こんだけ検査すれば、十分でしょ。って検査したんだから安心って気持ちになると思います。

 

まぁ確かに、結婚前のほんの気持ち程度の軽い検査ってくらいならそれでもいいかもしれません。

が、それだけの検査だと、正直あまり意味がないのではと個人的には思います。

 

性病とか感染症の検査はほんと最低限として、

健康診断で婦人系の検査を一度も受けたことがなければ、子宮頸がんや乳がん検診は受けておくべきだし

高温期のホルモンは足りてるのかとかも知っておくべきだし

子宮の環境も大事だし

AMHがもしも低かったとしたら、のんびりしている時間なんてないかもしれないし。

 

AMHの検査なんて、1回7,000円くらいするので躊躇してしまいがちですが、後から後悔することがないように受けておいた方が良いです。


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ブライダルチェックと不妊の検査の違いは何?

結婚前に受ける人が多いブライダルチェックですが、結婚して子供が欲しいから念のためにうけておこうかな?って人も多いと思います。

ブライダルチェックという名前ではありますが、調べる内容は不妊検査となんら変わりありません。

ブライダルチェックの項目は不妊検査でも当然受ける検査ですしね。

 

ただ、不妊検査だともう少し突っ込んで卵管造影とかフーナーとかがあったりします。

卵管造影は卵の通り道である卵管が詰まっていないかどうかの検査。人によって耐え難い激痛。

フーナーは、旦那さんとの相性を見る。きちんと中で動いているかな?を調べる検査。

 

結婚してすぐ、念のためにってことならブライダルチェックの項目でも十分かなと思います。

しばらくして、あれ?と、思い始めていたのなら不妊検査の項目まで受けておく方がおすすめです。

男性側に問題がある場合もありますからね!

 

妊娠を意識し始めたら葉酸は必須です



妊娠を意識し始めたら葉酸必須だと言われています。

それは、葉酸が赤ちゃんの先天性異常のリスクを下げる効果があるからです。

 

赤ちゃんの先天性異常が起こるのは、妊娠初期が多く

妊娠に気付いてから飲んでも遅いと言われています。

ですから、妊娠を意識し始めたら赤ちゃんのために「葉酸」を取っておくことが大事です。

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まとめ

自分自身の体の状態を知るために、ブライダルチェックを受けることは大切です。

自分では気づかない問題が潜んでいる可能性もありますので。

また、ブライダルチェックは安い項目だけでいいや~と思いがちですが、

費用がかかってもきちんとAMHやホルモン検査などは受けておくべきだと思います。

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